中耳炎とは鼓室に起きる病気の総称です。鼓室というのは、鼓膜の奥の空洞部分と骨で囲まれた部分です。

良くある症状としては、耳の痛み、詰まった感じ、聞こえが悪い(難聴)、めまい、頭痛、発熱などです。

中耳炎による痛みは、ひどい場合は夜も眠れないほどになることもあります。乳幼児の場合、40度を超える高熱が出ることもあります。放置しておくと、膿が鼓膜を破って流れ出る場合があります。

生後6か月から5歳くらいまでの子供は風邪を引くと中耳炎にかかりやすくなりますので注意してください。黄色い鼻水が出るような時には細菌が多いため、要注意です。

中耳炎には急性のものと慢性のものとがあります。急性中耳炎が3か月以上続く場合は慢性中耳炎となります。まれに合併症として髄膜炎を発症してしまうこともあります。

中耳炎は通常の場合は細菌感染によって起きますので、抗生物質の服用によって治ります。しかし近年では、抗生物質の効かない耐性菌が増えているようです。