老化によって耳が聞こえにくくなる症状を老人性難聴または加齢性難聴と呼びます。

老人性難聴とは、加齢によって身体機能が低下することが原因で起こる難聴です。加齢によって足腰が弱くなったり、老眼になったりするのと同様に、聴覚の機能も低下していくため、徐々に耳が聞こえにくくなるのです。

老人性難聴は聴覚器官の中でも特に蝸牛の機能低下が原因で起こると言われており、高い音から徐々に低下していきます。また、音が聞き分けにくくなる、はっきり聞こえなくなるという特徴もあります。

老人性難聴は誰にでも起こる症状ですが、その症状の現れ方には個人差があります。一般的には60代前後から耳が遠くなったと意識し始める方が多いと言われています。早い人では40代で難聴が進む人がいます。80歳を過ぎても症状の軽い人もいます。症状は徐々に進行していくため、耳が遠くなっていても気が付かない方もいます。

耳が遠くなると認知症が進みやすいと言われています。年齢的にやむを得ないなどと諦めずに、聞こえにくさを感じたら、耳鼻咽喉科を受診しすることをおすすめします。